2014年9月3日水曜日

★ドラムレッスン★リズム感強化に!16分5つ割り 5拍4連ポリリズム!





今回は16分の5つ割り 5拍4連のポリリズムの紹介!

 ポリリズムは2つ以上の異なるリズムを複合させたものです。



【ポリリズムが出来るようになると】

 今回紹介するポリリズムの練習メニューが出来るようになるとこんないいことがあります!

 2 耳コピ能力が上がる
 3 フィルイン・パターン・ドラムソロが作りやすくなる
  4 アクセント移動の練習としても!

 
初心者の方でも挑戦しやすいメニューになっているので、ぜひ挑戦してみてくださいね(^-^)


【5拍4連のポリリズムとは】

 5拍4連のポリリズムは4分音符のリズムと16分音符5つでひとまとまりのリズムが同時に演奏されている状態で、例えて言うと、片方の手で四角形(4分音符=16分音符4つの長さ)を描きながら、もう片方の手で五角形を描いている様な感覚です。
 うまくできると四角形が5回描き終わるときに五角形が4回書き終わります。

 ()の中は「難しい」と感じる方は読み飛ばしてください(>_<)
 (最小公倍数を16分音符の数で考えていくと
    4×5 となり 最小公倍数が 20
  4分音符 5この長さの中に
  16分の5つ割り が4つ含まれていることになります。

   その1 で紹介している 3拍4連のポリリズムの場合は
    4×3 となり 最小公倍数は 12
  4分音符 3この長さの中に
  16分の5つわり が3つ含まれていることになります。 

   3連の2つ割り 2拍3連のポリリズムの場合は 
  4分音符の中に3連は3つ入るので
  3×2 となり 最小公倍数が 6
  4分音符 2この長さの中に
  3連の3つ割が 2つ含まれていることとなります。

  同様に、3連の4つ割り 4拍3連のポリリズムの場合は 
  4分音符の中に3連は3つ入るので
  3×4 となり 最小公倍数が 12
  4分音符 4この長さの中に
  3連の3つ割が 3つ含まれていることとなります。

 ちなみに、以前紹介した【3拍4連】の場合は、四角形と三角形を同時に描いていくような感じです、上手くいくと四角形を3回描くと同時に三角形が4回書き終わる感じになります。

 少し表現があいまいになってしまいましたが、実際に譜面を見ながら練習していくと、理解しやすいので、一緒にがんばりましょう!動画を見ながらだとよりわかりやすいので掲載しておきますね(^-^)





【5拍4連をマスターしよう!】

 ポリリズムが曲中に何小節もずっとでてくることはあまり無いのですが、せっかくの機会なので、何小説演奏してもついていけるように5拍4連をマスターしちゃいましょう!
 今回のポリリズムは5拍のループを4回行なうことでちょうど5小節(4拍子の場合)となるので
5小節連続で演奏できればマスターしたといっても過言ではないのですが、キリよく8小節連続で演奏出来るようにしていきましょう!


 


 16分をたたきながら【めんたいこ】など5文字の単語を16分にあわせていってみましょう!
そしてはじめの【め】の部分でアクセントをいれれてみてください。
 ここでほとんどの方は4分音符を感じることが出来なくなってしまい、5連符のように演奏してしまうのです。。。一体どうすればできるようになるのか。。。。など不安にならなくても大丈夫!
 段階をおって練習していけば出来るようになるので、立ち止まらずこのまま読み進めてくださいね(^-^)
 動画では(2:43~ )バスドラムで4分をキープしながらアクセントで5つ割りを演奏しているほか、アクセント時にクラッシュとバスドラをジャーン!と演奏することにも挑戦していますが、動画を見ながら8小節数えることができたならかなりの上級者です(>_<) クラッシュを叩いている5つ割りは僕も拍を数えるのが難しかったです(^^; 難しくなりすぎてしまったので、左足でハイハットを4分で踏んでおくべきだったなぁと反省しました(^^; 


【ステップ 1  アクセントに慣れよう!】 動画(5:07~ )

 5つ割りでリズムを感じていただく為に5打ごとにアクセントを入れていただきたいのですが、まずはその準備運動!5連符として捉えて大丈夫なので【めんたいこメンタイコ】とつぶやきながら【め】【メ】のところでアクセントを入れる練習をしましょう!
 アクセントを叩く手が 右 左 右 左 と交互になっていれば正解です(^-^)
 アクセントをつけることが難しい方は、アクセントを入れるタイミングで
 右手の時はフロアを【ドン】! 左手の時はタムを【とん】!とたたいて練習しましょう!
 



  ストロークに気をつけながら、特にアクセント前のアップストローク(U)を意識して、またアクセントを大きく出すことよりも、ノーアクセントを小さく演奏することを心がけると、力みも取れやすく、音もいい感じになります(^-^)アクセント時にタムを叩いている方は、スネアからタムに移動する時にアップストロークになっていかな?と身体に聞きながら、ゆっくり練習をおこなってくださいね(^-^)

【ステップ2 仕組みを知ろう!】 (7:39~ )

 では準備運動も終わったところで、本題に差し掛かって生きたいと思います(^-^)
 動画では仕組みを知ろう!ということで今回紹介している5拍4連のポリリズムついて解説しているのですが、実は、この記事の冒頭に書いてある内容とほぼ同じなので、省略です。
 
1つは
 5拍で一周していて、4週するとちょうど5小節になるよ! と言う話です(^-^)


【ステップ3 1小節ごと練習!】(9:52~ )

 目標は8小説節をつなげることですが、5小節で一周するので、5つのパターンを練習すればOKです。拍頭にバスドラムを踏んで練習を行なって下さい(^-^)慣れてきたらメトロノームに合わせて無理の無いテンポで。
 

① 1小節目 第一アクセントから第四アクセントへ

  アクセント移動が苦手な方は、一拍ずつに分けて練習を行なってください(^-^)

 その際に1拍+次の音符の最初の1打まで演奏すると次の拍につなげやすくなるのでオススメです。また、その時のストロークに注意しておけば、スムーズに音符をつなげていくことができます。


 アクセントとしてはたった5つのパターンになっています。

   1つ目は 16分1つ目にアクセント (第一アクセント)
  2つ目は 16分2つ目にアクセント (第二アクセント)
  3つ目は 16分2つ目にアクセント (第三アクセント)
  4つ目は 16分2つ目にアクセント (第四アクセント)
  5つ目は アクセント無し (ノーアクセント)

 そしてそのアクセントが順番に出てくるだけなので1小節目さえ出来てしまえばもう比較的楽に出来ると思います(^-^)


② 2小節目
 ノーアクセントから 第三アクセントへ


③ 3小節目
  第四アクセントから 第二アクセントへ


 
④ 4小節目
  第三アクセントから第一アクセントへ

⑤ 5小節目
  第二アクセントからノーアクセントへ


6~8小節は①~③と同じなので、あとは小節をつなげていくだけで完成です(^-^)

【ステップ4 つなげて練習】 (15:17~ )

  ここまで出来るようになったらもうあと一息です(^-^)
 実用的な範囲では2小節の間5つ割りが出来れば十分なので、
まずは2小節をつなげて練習を行なってみてください(^-^)

 2小節目の4拍目に少し手を加えて、そのままフィルインとして活用するのも良いと思います。
スネアだけではなく他の楽器も使って更に応用させれば立派なフィルインに(^-^)

出来るようになったら4小節、8小節 と増やして完成させましょう!


動画では省略してしまった部分も掲載しておきますね(^-^)
楽譜を見ながらゆっくりと練習を行なってみてください(^-^)

 
①+② 1小節目と2小節目をつなぎます。



②+③ 2小節目と3小節目をつなぎます。

③+④ 3小節目と4小節目をつなぎます。



④+⑤ 動画では紹介しなかったのですが
 ④+⑤を練習することで、すべての5拍4連の連係が上手くいきます。


⑤+①  (5小節目と6小節目をつなぐ練習)
  6小節目は1小節目とアクセントが同じなので【戻ってきたー】という、安心感が得られる事も。


【ステップ5 応用させよう!】(17:35~ )





ポリリズムは、今回紹介した5拍4連の他にも代表的なものとしてさまざまあります。よく演奏されるものを掲載しておきますね(^-^)




3連符の2つ割り  3拍3連 の ポリリズム
  (6連符の4つ割り)
3連符の4つ割り  4拍3連 の ポリリズム
 
3連符の5つ割り  5拍3連 の ポリリズム

などがあり、同じような考え方、練習方法でポリリズムが感じやすくなります(^-^)

3拍4連のポリリズムについては
という記事で紹介しています。



楽譜の読めない方はコチラ                      
 youtube再生リスト                        
 ドラムの譜面を読めるようにしよう!           

 
楽譜が読めなくても演奏はできますが        




楽譜が読めるようになるとすごく便利ですよ(^-^)





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ドラム講師:池脇嘉一